岩手県一戸町

史跡

御所野遺跡

[ごしょの いせき]

1993(平成5)年12月21日 史跡指定

時代区分-中期
東ムラの土屋根住居

東ムラの復元土屋根住居

岩手県北部の馬淵(まべち)川東岸、標高190m~200mの河岸段丘に立地する縄文時代中期後半(紀元前2,500年~紀元前2,000年頃)の大規模集落遺跡です。

中央の広場に配石遺構を伴う墓地が造られ、それを囲んで竪穴建物跡、掘立柱建物跡、祭祀に伴う盛土遺構などが分布し、さらにその外側の東、西にも竪穴建物跡が密集するという集落構造が明らかになっています。御所野遺跡は、当時の人々が長期間にわたって安定した定住生活を示す具体的な物証であり、周辺の自然環境と共存しながら一体となった計画的土地利用を段階的に跡付けることができる顕著な事例です。

盛土遺構からは、土器や石器とともに、焼かれた獣骨や植物種子、さらに祭祀遺物と考えられる土製品などが集中的に出土していることから、火を使用した「送り」などの祭祀が行われていたと推定されます。

削平地に構築された土坑墓はいくつかのグループをなし、それぞれ土坑墓の周囲には径2~3m程度の配石が構築されています。配石は、全体が径30~40mの環状の配列となり、東西2か所に形成されています。配石の外側には掘立柱建物が同じく環状に配置され、配石周辺の柱列や単独柱などとともに独特の祭祀空間を形成しています。

竪穴建物跡は、大型建物跡を中心に3~5棟の中・小型建物跡の配置を基本単位とする構成が確認されていることから、大家族の分住を示すのではないかという研究も出されています。それらの中には、焼失後に廃棄されているものもあり、その状況を調査した結果、これらの竪穴建物跡は土で覆う屋根構造だったことが明らかとなりました。

ライブラリ※クリックで拡大します

資料集

基本情報

より大きな地図で 御所野遺跡 を表示

遺跡所在地

岩手県一戸町岩舘字御所野

出土品等展示施設

御所野縄文博物館
住所
〒028-5316
岩手県二戸郡一戸町岩舘字御所野2
TEL
0195-32-2652
FAX
0195-32-2992
HP
御所野縄文遺跡公園ホームページ
開館時間
9:00~17:00(ただし入館は16:30まで)
休館日
毎週月曜日(ただし月曜日が祝祭日の場合、その翌日)
祝日の翌日
年末年始(12/29~1/3)
入館料
【一般】大人300円、高校生・大学生200円、小学生・中学生150円
【団体(20名以上】大人250円、高校生・大学生150円、小学生・中学生100円
アクセス
■JR東北新幹線二戸駅から車で15分
■東北自動車道八戸線一戸ICから国道4号を南下し車で5分
■IGRいわて銀河鉄道一戸駅から車で5分一戸駅からの案内図(PDF:194KB)
■IGRいわて銀河鉄道一戸駅からバスで10分(岩手県北バス御所野縄文公園線 時刻表(PDF:68.4KB))
御所野遺跡ロゴマーク

御所野遺跡ロゴマーク

御所野遺跡キャラクター「ドッキ」

御所野遺跡キャラクター
「ドッキ」

御所野遺跡キャラクター「ツッチー」

御所野遺跡キャラクター
「ツッチー」

お問い合わせ

一戸町教育委員会 世界遺産登録推進室(御所野縄文博物館)

住所
〒028-5316 岩手県二戸郡一戸町岩舘字御所野2
TEL
0195-32-2652
FAX
0195-32-2992
こちらもチェック!

リンク

ページの先頭へ