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JOMONカード

貝

▲ 貝で作ったアクセサリー
/入江・高砂貝塚(いりえ・たかさごかいづか)

貝は、縄文(じょうもん)時代の大切な食料でした。縄文(じょうもん)時代の貝塚(かいづか)からは、かれらが食べたあとの貝がらが、たくさん見つかっています。場所によってとれる貝の種類はちがいましたが、アサリやホタテ、シジミ、ハマグリ、カキなどが多く食べられていました。

また貝は、うで輪などのアクセサリーの材料としても使われました。
北海道の縄文遺跡(じょうもんいせき)から、北海道の海ではとれない貝を使ったアクセサリーが発見されています。これは本州の南のほうでとれる貝で、このことから、人々が海をわたって交易していたことが分かります。