北海道・北東北の縄文遺跡群キッズサイト JOMONぐるぐる

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世界遺産(いさん)って何だろう?

世界遺産(いさん)は、みんなの「たからもの」

1972(昭和47)年、世界のたくさんの国が加盟(かめい)しているユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の総会で、「世界遺産(いさん)条約」というきまりができました。これは、地球上にある大切な自然や歴史のある建物、場所などを、人類みんなの「たからもの」として決め、こわれたり、なくなったりしないように世界中の人が協力して大切に守ろう、というきまりです。
この「たからもの」のことを、「世界遺産(いさん)」とよんでいます。

世界遺産(いさん)に登録されるには、そのための10個の基準のうちの1つ以上を満たしていること、保護と管理をしていく体制が整っていることなど、いくつもの条件をクリアする必要があります。
もんぐるくんこれらをクリアして各国から推薦(すいせん)された世界遺産(いさん)の候補(こうほ)は、毎年1回開かれる世界遺産(いさん)委員会できびしい審査(しんさ)を受け、そこで選ばれたものだけが新しい世界遺産(いさん)として登録されます。

世界遺産(いさん)は2016(平成28)年7月現在で1,052件あり、世界中の人たちが、人類みんなの「たからもの」を未来へ伝えるために、さまざまな努力を続けています。

世界遺産(いさん)の種類

世界遺産(いさん)には、3つの種類があります。

文化遺産(いさん)

いつまでも変わらない、大切な価値(かち)がある記念物や建物、遺跡(いせき)など

有名なエジプトのピラミッドや、日本の姫路城(ひめじじょう)などは、この文化遺産(いさん)です。

メンフィスとその墓地遺跡 - ギーザからダハシュールまでのピラミッド地帯 /エジプト・アラブ共和国

▲ メンフィスとその墓地遺跡(いせき) – ギーザからダハシュールまでのピラミッド地帯
/エジプト・アラブ共和国

姫路城 /日本

▲ 姫路城(ひめじじょう)
/日本

自然遺産(いさん)

特に価値(かち)が高いとされる、地形や地質、生態系(せいたいけい)、景観、絶めつの心配がある生き物がすむ場所など

ゆう大なながめのグランド・キャニオンや、美しいサンゴがあるグレート・バリア・リーフなどが自然遺産です。

グランド・キャニオン国立公園 /アメリカ

▲ グランド・キャニオン国立公園
/アメリカ

グレート・バリア・リーフ /オーストラリア連邦

▲ グレート・バリア・リーフ
/オーストラリア連邦(れんぽう)

複合遺産(いさん)

文化遺産(いさん)と自然遺産(いさん)の両方の価値(かち)があるもの

15世紀のインカ帝国(ていこく)の遺跡(いせき)、マチュピチュなどが複合遺産(いさん)です。

マチュピチュの歴史保護区 /ペルー共和国

▲ マチュピチュの歴史保護区
/ペルー共和国

ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群 /トルコ共和国

▲ ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟(がんくつ)群
/トルコ共和国

危機遺産(ききいさん)

もんぐるくんこれらの中で、ふん争による破かいや、過度の開発による環境(かんきょう)破かい、地しんや風雨による自然災害などのために、世界遺産(いさん)としての価値(かち)が危ぶまれる心配があるものは「危機遺産(ききいさん)」に登録されます。そのような世界遺産(いさん)は、世界中が特に協力して守ることになっています。

日本の世界遺産(いさん)

日本には20件の世界遺産(いさん)があります。※2016(平成28)年7月現在

文化遺産(いさん)

法隆寺地域(ほうりゅうじちいき)の仏教建造物 奈良(なら)県
姫路城(ひめじじょう) 兵庫県
古都京都の文化財 京都府・滋賀(しが)県
白川郷(しらかわごう)・五箇山(ごかやま)の合掌(がっしょう)造り集落 岐阜(ぎふ)県・富山県
原爆(げんばく)ドーム 広島県
厳島(いつくしま)神社 広島県
古都奈良(なら)の文化財 奈良(なら)県
日光の社寺 栃木(とちぎ)県
琉球(りゅうきゅう)王国のグスクおよび関連遺産(いさん)群 沖縄(おきなわ)県
紀伊(きい)山地の霊場(れいじょう)と参詣道(さんけいみち) 三重県・奈良(なら)県・和歌山県
石見(いわみ)銀山遺跡(いせき)とその文化的景観 島根県
平泉(ひらいずみ)-仏国土(浄土)を表す建築・庭園および考古学的遺跡(いせき)群 岩手県
富士山-信仰(しんこう)の対象と芸術の源泉(げんせん) 静岡(しずおか)県・山梨(やまなし)県
富岡製糸場(せいしじょう)と絹産業遺産(いさん)群 群馬(ぐんま)県
明治日本の産業革命遺産(さんぎょうかくめいいさん)
製鉄(せいてつ)・製鋼(せいこう)、造船(ぞうせん)、石炭産業(せきたんさんぎょう)
福岡(ふくおか)県・佐賀(さが)県・長崎(ながさき)県・熊本(くまもと)県・鹿児島(かごしま)県・山口県・岩手県・静岡県
ル・コルビュジエの建築作品(けんちくさくひん)-近代建築運動(きんだいけんちくうんどう)への顕著(けんちょ)な貢献(こうけん) 東京都(国立西洋美術館)ほか

自然遺産(いさん)

白神(しらかみ)山地 青森県・秋田県
屋久島(やくしま) 鹿児島(かごしま)県
知床(しれとこ) 北海道
小笠原諸島(おがさわらしょとう) 東京都

日本の世界遺産MAP

世界遺産(いさん)登録への取り組み

もんぐるくん北海道、青森県、岩手県、秋田県には、日本の世界遺産(いさん)、白神(しらかみ)山地や知床(しれとこ)などのように、今も豊かな自然が残っています。この豊かな自然のめぐみを受けて、今からおよそ1万5千年前、わたしたちの祖先が縄文(じょうもん)文化を生み出しました。

縄文(じょうもん)文化は、人間が自然とともに生き、1万年以上もの長いときを育んだ世界でもめずらしい歴史ある文化です。

北海道、青森県、岩手県、秋田県には、縄文(じょうもん)時代に生きた先人たちの知恵(ちえ)や工夫を現在に伝える、とても価値(かち)の高い縄文遺跡(じょうもんいせき)が数多く残されています。

これらの縄文遺跡(じょうもんいせき)を人類みんなの「たからもの」とし未来へ引きついでいくために、「北海道・北東北の縄文遺跡(じょうもんいせき)群」の世界文化遺産(いさん)の登録をめざしてさまざまな活動が行われています。

もんぐるくん中でも、縄文遺跡(じょうもんいせき)があるまちの人々がその遺跡(いせき)のことをよく知り、大切さを分かり、地域みんなの「たからもの」として、ほこりと責任をもって守っていくことがとても大切です。みんなで縄文遺跡(じょうもんいせき)について学び、このかけがえのない「たからもの」をどのように未来へ伝えていくのかを、ぜひ考えてみましょう。

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