▲ ヒスイで作った大珠(おおだま)
/三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)
縄文人(じょうもんじん)は、髪(かみ)かざり、首かざり、耳かざり、うで輪などのアクセサリーを作っていました。アクセサリーの材料は、ヒスイやコハクなどの美しい石、シカの角(つの)、クマやイノシシの牙(きば)、貝がら、土、木など、いろいろです。赤い漆(うるし)であざやかに色をつけたものもありました。すばらしい細工がほどこされたものも多く、縄文人(じょうもんじん)が高い技術をもっていたことが分かります。
これらのアクセサリーは、かざりのためだけでなく、お守りや儀式(ぎしき)のためにも使っていたと考えられています。
▲ ベンケイガイで作ったうで輪
/田小屋野貝塚(たごやのいせき)
青森県立郷土館蔵