▲ 縄文(じょうもん)クッキー
/熊ヶ平遺跡(くまがたいいせき):青森県むつ市
青森県埋蔵文化財調査センター所蔵
縄文人(じょうもんじん)は、クリ、クルミ、トチノミなどの木の実をおもな食料としていましたが、かたい木の実を石器で細かくつぶし、かためて焼き上げたクッキーのような加工品も食べていたようです。これを「縄文(じょうもん)クッキー」とよんでいます。
縄文遺跡(じょうもんいせき)からは、炭化した縄文(じょうもん)クッキーが見つかりました。クッキーの材料は、木の実のほか、シカやイノシシなどの肉と考えられますが、くわしいことは分かっていません。