▲ 復元した竪穴(たてあな)建物/北黄金貝塚(きたこがねかいづか)
竪穴(たてあな)建物は、地面をほり下げて床(ゆか)をつくり、柱を立てて屋根を支えた半地下式の建物です。縄文(じょうもん)時代の人々は、竪穴(たてあな)建物に住んでいました。住居のほか、道具をつくる作業所や、集会所などとしても使われていたようです。
竪穴(たてあな)建物は、木や木の皮、水辺に生えている「かや」などで作られ、時代によって形がちがい、正方形、たまご形、円形などがありました。たくさんの縄文遺跡(じょうもんいせき)から、地面に残された竪穴(たてあな)建物のあとが見つかっています。
▲ 竪穴(たてあな)建物あと/二ツ森貝塚(ふたつもりかいづか)