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集落

集落

▲ 三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)の全体のようす

集落は、人の住む家が集まっている場所のことです。縄文(じょうもん)時代の集落は、時代によって、その規模や内容が大きく変わってきました。縄文(じょうもん)時代のはじめころは、集落はあまり発見されていませんが、その後、時代が進むにつれて、さまざまな集落ができました。大きな集落としては、三内丸山遺跡(さんないまるやま いせき)や、御所野遺跡(ごしょの いせき)などが有名です。

集落のなかには、人々が住む竪穴(たてあな)住居のほか、広場や集会所、貝塚(かいづか)お墓環状列石(かんじょうれっせき)などが作られ、縄文人(じょうもんじん)が集まってくらしていたことが分かります。中央に広場があり、その周りにぐるりと住居やお墓などが配置された集落のことを「環状(かんじょう)集落」といい、縄文(じょうもん)時代中期ころに、日本各地で見られました。