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低湿地遺跡(ていしっちいせき)

低湿地遺跡<small>(ていしっちいせき)</small>

低湿地遺跡(ていしっちいせき)の出土物
植物で編んだ容器に漆(うるし)をぬり、文様(もんよう)をつけた器・籃胎漆器(らんたいしっき)
/亀ヶ岡石器時代遺跡(かめがおかせっきじだいいせき)

低湿地遺跡(ていしっちいせき)は、地下水を多くふくむ場所にある遺跡(いせき)のことです。水分があるために、植物の種や、動物や植物の遺体(いたい)、木の道具、骨(ほね)や角(つの)で作られた骨角器(こっかくき)など、ほかの場所ではくさってしまい、残りにくいものが見つかることが多く、縄文(じょうもん)時代のくらしを知る重要な手がかりとなっています。

低湿地遺跡<small>(ていしっちいせき)</small>

低湿地遺跡(ていしっちいせき)の出土物
トチノキをくりぬいて文様(もんよう)をつけ、漆(うるし)をぬった器・木胎漆器(もくたいしっき)
/是川石器時代遺跡(これかわせっきじだいいせき)