▲ 漆(うるし)ぬりの弓/是川石器時代遺跡(これかわせっきじだいいせき)
弓矢は、縄文(じょうもん)時代に登場した狩(か)りの道具です。弓矢は木製で、矢の先に、するどくとがらせた「石ぞく」とよばれる石器をつけ、シカやイノシシ、ウサギ、鳥などをねらいました。
弓矢によって、人々は遠くからでも安全に、えものをしとめられるようになりました。そのため、縄文人(じょうもんじん)の食料は、それまでよりずっと豊かになったといわれています。