▲ ミニチュア土器
/三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)
縄文(じょうもん)時代には大きさが10センチにもみたない、小さな土器も作られました。これを「ミニチュア土器」とよんでいます。三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)からは2,500点以上のミニチュア土器が出土しました。
ミニチュア土器にはいろいろな形があり、土器だけでなく、木製品や石器などの形をまねて作られたものもあります。主にマツリと関連があると考えられる盛土(もりど)から、土偶(どぐう)やアクセサリーなどと出土することが多いため、何かの儀式(ぎしき)に使われていたのだろう、と考えられています。
▲ ミニチュア土器
/三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)