縄文人(じょうもんじん)は、狩猟(しゅりょう)によってつかまえたシカを、肉は食料に、毛皮は服などに、骨(ほね)や角(つの)はアクセサリーやいろいろな道具に利用していました。 縄文人(じょうもんじん)はシカの習性をよく知っていて、弓矢を使ってつかまえるほか、シカの通り道に落とし穴(あな)を作ったり、メスジカの鳴き声をまねた「シカ笛」でオスジカをおびき寄せたりして、上手につかまえていたようです。
▲ シカの角(つの)で作った髪(かみ)かざり・青森県重宝(じゅうほう)/二ツ森貝塚(ふたつもりかいづか)