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アスファルト

アスファルト

▲ 土器に入ったアスファルト
/函館市豊崎N遺跡(はこだてしとよさきNいせき):北海道函館市
函館市所蔵

アスファルトは原油にふくまれている物質で、物と物をくっつける性質や、表面にぬると水に強くなる性質があるので、接着ざいや塗料(とりょう)、道路の舗装(ほそう)などに使われます。
縄文人(じょうもんじん)も、矢の先に「石ぞく」を固定したり、こわれた土器土偶(どぐう)をくっつけたりするためにアスファルトを使っていました。

縄文(じょうもん)時代には、秋田県や新潟(にいがた)県にかけてアスファルトが採取され、それが東北地方や関東、北海道にも運ばれていたことが分かっています。