▲ 丸木舟の一部/石狩紅葉山49号遺跡(いしかりもみじやま49ごういせき):北海道石狩(いしかり)市写真提供:石狩市教育委員会
縄文人(じょうもんじん)は、1本の木をくりぬいて作る「丸木舟(まるきぶね)」に乗り、魚をとったり、海をこえて遠くまで出かけたりしていました。この舟は、現代でいうとカヌーのような細長い形で、こわれにくく、しずみにくい特ちょうをもっています。日本のいろいろな縄文(じょうもん)遺跡から丸木舟(まるきぶね)が出土していて、大きなものでは全長7メートル以上のものもありました。
▲ 出土した舟のカイ/石狩紅葉山49号遺跡(いしかりもみじやま49ごういせき):北海道石狩(いしかり)市写真提供:石狩市教育委員会