▲ 道路遺構(いこう)と土坑墓(どこうぼ)
/二ツ森貝塚(ふたつもりかいづか)
地面にだ円形の穴(あな)をほり、そこに遺体(いたい)をうめたお墓を、「土坑墓(どこうぼ)」といいます。縄文(じょうもん)時代のお墓は、土坑墓(どこうぼ)が一ぱん的です。この土坑墓(どこうぼ)は、世界的にも多く見られるお墓です。
お墓の上には目印の木や石を立てることもありました。また、お墓の底に「ベンガラ」とよばれる、鉄分からできた赤色の粉末をまいたり、遺体(いたい)にふりかけたりすることもありました。縄文人(じょうもんじん)は赤いベンガラに、まよけや、あの世での再生を助ける意味があると考えていたようです。
▲ 土坑墓(どこうぼ)群
/亀ヶ岡石器時代遺跡(かめがおかせっきじだいいせき)