遺跡(いせき)とは、昔の人々がくらしていた家などの建物や、なくなった人を埋葬(まいそう)したお墓、貝塚(かいづか)、集落のあとなど、人々が活動していた「あかし」が土の中に残っている場所のことです。
こうした遺跡(いせき)は、その場所に作られていて、ほかの場所へ動かすことのできない「遺構(いこう)」と、人々が作ったもので、発見した場所から動かすことのできる「遺物(いぶつ)」とで構成されています。
遺物(いぶつ)のことを「出土物」ともいいます。
<例>
遺構(いこう):竪穴(たてあな)建物あと、貝塚(かいづか)、お墓、環状列石(かんじょうれっせき)など
遺物(いぶつ):土器、石器、土偶(どぐう)、木製品、骨角器(こっかくき)など