• 考古・文化財
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特別史跡(しせき)、史跡(しせき)

特別史跡<small>(しせき)</small>、史跡<small>(しせき)</small>

▲ 大湯環状列石(おおゆかんじょうれっせき)

日本の長い歴史の中で生まれ、育まれ、今日まで守り伝えられてきた、わたしたちの大切なたからもののことを「文化財」といいます。
国が指定する文化財は大きく6つ、「有形文化財」、「無形文化財」、「民俗(みんぞく)文化財」、「記念物」、「文化的景観」、「伝統的建造物群」に分けられます。

貝塚(かいづか)などの遺跡(いせき)、庭園や橋、海浜(かいひん)や山岳(さんがく)などの名勝地、動物、植物、地質鉱物といった文化財は、「記念物」にあたります。
記念物のうち、重要なものは「史跡(しせき)」、特に重要なものは「特別史跡(しせき)」に指定されます。現在、国の「特別史跡(しせき)」は61件あり、各地で保ぞんと活用が進められています(2013年8月現在)。

そのうち、特別史跡(しせき)に指定されている縄文遺跡(じょうもんいせき)は、北海道と北東北の縄文遺跡(じょうもんいせき)群の三内丸山遺跡(さんないまるやま いせき)と、大湯環状列石(おおゆ かんじょうれっせき)の2件、それに長野県茅野(ちの)市の尖石(とがりいし)石器時代遺跡(いせき)の3件のみです。

特別史跡<small>(しせき)</small>、史跡<small>(しせき)</small>

▲ 三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)