▲ 発くつ調査のようす
/大平山元遺跡(おおだいやまもといせき)
土の中などにうまっているものを、ほり出すことを「発くつ」といいます。
遺跡(いせき)から、土器や土偶(どぐう)などの遺物(いぶつ)をほり出したり、住居のあとやお墓などの遺構(いこう)をほり出したりして、そのようすをくわしく調べることを「発くつ調査」といいます。こうした発くつ調査は、考古学の研究でもっとも大切な調査のやり方です。
現在、縄文遺跡(じょうもんいせき)の展示施設(てんじしせつ)などにある遺物(いぶつ)や遺構(いこう)は、発くつされたものか、発くつ調査の結果をもとにして、当時のようすを復元したものです。
▲ 発くつ現場を見学する地元の小学生
/大森勝山遺跡(おおもりかつやまいせき)
▲ 発くつ調査のようす
/是川石器時代遺跡(これかわせっきじだいいせき)