▲ 復元された土ぶき屋根の竪穴(たてあな)住居/御所野遺跡(ごしょのいせき)
縄文(じょうもん)時代の竪穴(たてあな)建物の屋根は、「かや」という植物でふいた屋根が一ぱん的と考えられていますが、御所野遺跡(ごしょの いせき)からは、全国でも見つかることがめずらしい、土でふいた屋根の竪穴(たてあな)住居あとが発見されました。
土ぶき屋根は、すきまができにくいので、冬もあたたかく過ごすことができます。縄文(じょうもん)時代中期の終わりは、気候が寒冷化(かんれいか)に向かう時期なので、人々が快適にくらすために考え出したのでしょう。