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遮光器土偶(しゃこうきどぐう)

遮光器土偶<small>(しゃこうきどぐう)</small>

▲ 遮光器土偶(しゃこうきどぐう/レプリカ):国重要文化財
/亀ヶ岡石器時代遺跡(かめがおかせっきじだいいせき)
原品は東京国立博物館にあります。

遮光器(しゃこうき)とは、北に住むイヌイットという民族が使っていた、雪のまぶしさをさけるためのメガネのことです。縄文時代後期に作られた土偶(どぐう)の目が、この遮光器(しゃこうき)に似ていることから、「遮光器土偶(しゃこうきどぐう)」と名づけられました。目のほかにも、小さな鼻と口、どっしりしたかた、短いうで、くびれたウエストなどが特ちょうで、主に東北地方の縄文(じょうもん)時代晩(ばん)期遺跡(いせき)から見つかっています。

亀ヶ岡石器時代遺跡(かめがおかせっきじだい いせき)から出土した遮光器土偶(しゃこうきどぐう)は、国の重要文化財に指定されています。ニックネームは「しゃこちゃん」といいます。