11/5(土)「大森勝山遺跡シンポジウム-環状列石・縄文文化・岩木山-」を開催します。(青森県弘前市)
大森勝山遺跡(おおもりかつやまいせき)は、大字大森字勝山に所在する遺跡で、全国でも数少ない、今から約3,000年前の縄文時代晩期の環状列石(かんじょうれっせき)を有する遺跡として、平成24年9月19日に国の史跡に指定されました。
現在、弘前市では平成27年度策定の「整備計画(せいびけいかく)」に基づき、整備事業(せいびじぎょう)を計画中です。
この度、史跡大森勝山遺跡の価値と将来、そして世界文化遺産登録(せかいぶんかいさんとうろく)への取り組みについて、広く市民の皆さまに知っていただくため、「大森勝山遺跡シンポジウム-環状列石・縄文文化・岩木山-」を開催いたします。
当市教育委員会から「史跡大森勝山遺跡の概要」と題して報告した上で、3人の講演者から各々の専門的視点(せんもんてきしてん)で講演(こうえん)頂きます。
関根達人(せきねたつひと)弘前大学教授からは、「亀ヶ岡文化と大森勝山遺跡」と題し、考古学(こうこがく)の視点から講演頂きます。
小岩直人(こいわなおと)弘前大学教授からは、「火山としての岩木山の歴史と大森勝山遺跡周辺の地形」と題し、自然地理学(しぜんちりがく)の視点から講演頂きます。
鈴木地平(すずきちへい)文化庁文化財調査官からは、「成熟した世界遺産の在り方を目指して-世界遺産にまつわる近ごろのエトセトラ-」と題し、世界遺産の視点から講演頂きます。
また、「大森勝山遺跡の価値とは-縄文・岩木山・世界遺産-」と題し、工藤竹久(くどうたけひさ)史跡大森勝山遺跡整備指導委員会委員長をコーディネーターとしてお招きして、パネルディスカッションも行います。
皆さまお誘いあわせの上、是非ご参加ください。
【日時】平成28年11月5日(土)午後1時から5時
【場所】ヒロロ4階市民文化交流館ホール(青森県弘前市駅前町9-20)
【事前申し込み・参加料】事前申し込み不要、参加料無料
【お問い合わせ先】
〒036-1393青森県弘前市大字賀田1丁目1-1
弘前市教育委員会文化財課埋蔵文化財係
0172-82-1642
大森勝山遺跡シンポジウムチラシ(下記からダウンロードできます)
大森シンポジウムチラシ