北海道函館市

史跡

垣ノ島遺跡

[かきのしま いせき]

2011(平成23)年2月7日 史跡指定

時代区分-早期~後期
盛土遺構全景

盛土遺構全景

太平洋に面した海岸段丘上に立地し、縄文時代早期前半から後期後半(紀元前7,000年~紀元前1,000年頃)にかけて、約6,000年もの長期にわたる定住を示す集落遺跡です。

定住が開始されたとみられる縄文時代早期前半(約7,000年前)にはほぼ同じ時期に隣接する垣ノ島B遺跡の土坑墓から世界最古の漆製品がみつかりました。その後、縄文時代早期後半(紀元前5,000年)の土坑墓群から副葬品とみられる17点の足形付土版、後期後半の漆塗り注口土器や香炉形土器などが数多く出土しています。こうした遺物からは当時の高い技術や成熟した社会、精神文化の高さをうかがうことができます。

また、縄文時代中期末葉から後期初頭(紀元前2,000年前後)に構築された長さ120m以上におよぶ「コ」(U)の字形をした大規模な盛土遺構は、国内最大級の規模です。「送り場」など祭祀・儀礼の場と考えられ、当時の社会性や精神性の変遷を示す遺構として、今なお視覚的に確認できる重要な記念物です。

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垣ノ島遺跡盛土遺構の現況

垣ノ島遺跡盛土遺構の現況

垣ノ島遺跡盛土遺構遺物出土状況

垣ノ島遺跡盛土遺構遺物出土状況

垣ノ島遺跡足形付土版

垣ノ島遺跡足形付土版

垣ノ島遺跡漆塗り注口土器

垣ノ島遺跡漆塗り注口土器

資料集

基本情報

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遺跡所在地

北海道函館市臼尻町

出土品等展示施設

函館市縄文文化交流センター
住所
〒041-1613
北海道函館市臼尻町551番1
TEL
0138-25-2030
FAX
0138-25-2033
HP
函館市縄文文化交流センター
開館時間
4月~10月…9:00~17:00
11月~3月…9:00~16:30
休館日
月曜日(休日の場合は最も近い平日)
年末年始(12月29日~1月3日)
毎月最終金曜日(館内整理日)
入館料
【一般】大人300円,学生・生徒・児童150円
【団体(20名以上)】大人240円,学生・生徒・児童120円
アクセス
■函館駅(JR函館本線)より車で約60分
(函館バス「鹿部・古部・椴法華行き」で約80分,徒歩約15分)
■函館空港から車で約40分
■道央自動車道森ICから車で約50分
案内図(PDF:159KB)

お問い合わせ

函館市教育委員会生涯学習部文化財課 函館市縄文文化交流センター

住所
〒041-1603 北海道函館市臼尻町551番1
TEL
0138-25-2030
FAX
0138-25-2033
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〒041-1622 北海道函館市大船町575番地1
0138-25-2030(函館市縄文文化交流センター)
0138-25-2033(函館市縄文文化交流センター)

市立函館博物館

前身は北海道最古の博物館である1879(明治12)年に開設された函館仮博物場で、人文系自然史系の貴重な資料を多数収蔵する総合博物館です。特に縄文時代の考古資料には、北海道指定や函館市指定文化財が多くあります。

〒040-0044 北海道函館市青柳町17番1
0138-23-5480
0138-23-0831

リンク

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