6 青森県 青森市
三内丸山遺跡
特別史跡指定 2000(平成12)年11月24日
ステージⅡb (3,000BCE~2,200BCE) (史跡年代 3,900BCE~2,200BCE)
青森県中央部の青森市に所在し、八甲田山系からのびる緩やかな丘陵の先端部、沖館川沿岸の標高約20メートルの海岸段丘上に立地します。水産資源豊富な内湾及び河口に位置し、後背地には落葉広葉樹の森が広がっていました。
集落には、竪穴建物、掘立柱建物、列状に並んだ土坑墓、埋設土器、盛土、貯蔵穴、道路、大型建物などが計画的に配置されています。膨大な量の土器や石器のほか、食生活や環境を示す多種多様な魚骨や動物骨、クリ、クルミなどの堅果類が出土しており、通年において自然資源を巧みに利用していたことがわかります。ほかにも、木製品、骨角器、編籠、漆製品などの有機質遺物、さらに、ヒスイや遠隔地産の黒曜石、アスファルトなどの交易品も多数出土しています。
複数形成された大規模な盛土からは、日本最多となる2,000点を超える土偶など、まつりの道具が大量に出土しており、祭祀・儀礼が長期間にわたり継続して行われていたことを示しています。
本資産は、定住発展期後半を中心とした大規模な拠点集落であり、内湾地域における生業や、大規模な拠点集落と祭祀・儀礼の多様性を示す重要な遺跡です。
遺跡見学
- 所在地
- 青森県青森市三内丸山
- アクセス
-
三内丸山遺跡センター
隣接 - 遺跡ガイド
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ボランティアガイド(所要時間約50分、無料)
- 定時ガイド(事前予約不要、日本語)
- 団体(10名以上、一週間前までに要予約、日本語・英語)
ITガイド
- 専用のタブレット端末(総合案内で貸出)による遺跡・展示解説
(日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・タイ語)
- 備考
-
公開時間
10月~5月 9:00~17:00
6月~9月、ゴールデンウィーク 9:00~18:00
※見学には三内丸山遺跡センター観覧料が必要です。
(三内丸山遺跡センターが休館のときは見学できません。)
ガイダンス施設
- 名称
- 三内丸山遺跡センター
- 住所
- 038-0031 青森県青森市三内字丸山305
- TEL
- 017-766-8282
- FAX
- 017-766-2365
- 公式HP
- 開館時間
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10月~5月 9:00~17:00(入館は16:30まで)
6月~9月、ゴールデンウィーク 9:00~18:00(入館は17:30まで) - 休館日
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第4月曜日(祝・休日の場合は翌日)
年末年始(12月30日~1月1日) - 入館料
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個人
- 大人410円 高校・大学生等200円 中学生以下無料
団体(20名以上)
- 大人330円 高校・大学生等160円 中学生以下無料
※特別展の観覧料は別途必要です。
- 施設ガイド
-
ミュージアムガイド ※スマートフォン等(iOS/AndroidOS)に対応、アプリ不要
- QRコードの読み取りによる展示解説
ITガイド
- 専用のタブレット端末(総合案内で貸出)による遺跡・展示解説
(日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・タイ語)
- 施設情報
- アクセス
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青森駅(JR奥羽本線)から
- 車で約20分
- 青森市営バス「三内丸山遺跡」行きで約30分
- シャトルdeルートバスねぶたん号「三内丸山遺跡」下車(約40分)
新青森駅(JR東北新幹線)から
- 車で約10分
- シャトルdeルートバスねぶたん号「三内丸山遺跡」下車(約15分)
青森空港から
- 車で約30分
青森IC(東北自動車道)から
- 車で約5分
さんまる
大型板状土偶をモデルにした三内丸山遺跡の人気者です。
詳しくは「サンマルタンケンタイ(三内丸山遺跡キッズサイト)」へ
関連施設
- 名称
- 青森県立美術館
- 施設紹介
-
三内丸山遺跡より徒歩約10分。青森県の芸術風土を世界に向けて発信します。
- 住所
- 030-0021 青森県青森市安田字近野185
- TEL
- 017-783-3000
- FAX
- 017-783-5244
- 公式HP
- 名称
- 青森県立郷土館(休館中)
- 施設紹介
-
郷土の歴史・自然・文化を物語る優品を数多く収蔵。デジタルミュージアム「ふるさとの宝物」でご覧いただけます。
- 住所
- 030-0802 青森県青森市本町2丁目8-14
- TEL
- 017-777-1585
- FAX
- 017-777-1588
- 公式HP
お問合せ
三内丸山遺跡センター
038-0031 青森県青森市三内字丸山305
TEL: 017-766-8282 / FAX:017-766-2365
パンフレット等
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(2012(平成24)年1月)
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(2019(平成31)年4月)
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(2021(令和3)年11月)
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