青森県青森市

特別史跡

三内丸山遺跡

[さんないまるやま いせき]

2000(平成12)年11月24日 史跡指定

時代区分-前期~中期
三内丸山遺跡全景

三内丸山遺跡全景

青森市南西部の八甲田山系からのびる緩やかな丘陵の先端部、沖館川右岸の標高約20mの段丘上に立地する、縄文時代前期中頃から中期末(紀元前3,900年~紀元前2,200年頃)の、我が国を代表する大規模な集落遺跡です。

遺跡の広さは42haに及び、竪穴建物跡、掘立柱建物跡、列状に並んだ土坑墓、埋設土器、盛土、貯蔵穴、道路、大型建物跡などが計画的に配置されています。また、膨大な量の土器や石器などが出土しており、日本で最多となる土偶約2,000点の出土に加え、低地からの食生活や環境を示す動植物遺存体、木製品、骨角器、編籠、漆製品などの有機質遺物、さらに、ヒスイや遠隔地産の黒曜石、アスファルトなどの交易品も多数出土しています。

これらの遺構や出土品は、安定した定住の実態を示していますが、食料残滓(ざんし)や当時の生活環境の分析から、明確な農耕・牧畜を示すものはありません。

また、さまざまな施設は長期にわたり同一の場所に造られており、計画的な土地利用の形態を示しています。花粉のDNA分析などからは、ブナ林を中心とする落葉広葉樹が広がる自然環境に、資源の維持・管理を目的とした積極的な関与が行われ、クリ林やクルミ林、漆などの有用な樹種で構成された「縄文里山」と呼びうる人為的な生態系を成立させ、生業を維持していたことが明らかとなっています。

自然資源の巧みな利用により持続可能な定住を実現した土地利用形態は、自然と共生した人類と環境の交渉を示す顕著な見本といえます。

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三内丸山遺跡全景(現在)

三内丸山遺跡全景(現在)

大型掘立柱建物跡

大型掘立柱建物跡

大型板状土偶(重要文化財)

大型板状土偶(重要文化財)

H24縄文の家づくり(小学生編)

H24縄文の家づくり(小学生編)

資料集

動画

基本情報

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遺跡所在地

青森県青森市三内丸山

出土品等展示施設

三内丸山遺跡センター
住所
〒038-0031
青森県青森市三内字丸山305
TEL
017-766-8282
FAX
017-766-2365
HP
特別史跡「三内丸山遺跡」
開館時間
9:00~17:00(入場は閉館の30分前まで) GW及び6/1~9/30は18:00まで開館
休館日
第四月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12/30~1/1)
入館料
【一般】大人410円 高校・大学生200円 中学生以下無料
【団体(20名以上)】大人330円 高校・大学生160円 中学生以下無料
アクセス

■青森駅(JR奥羽本線)より車で約20分
(市営バス「三内丸山遺跡行き」約30分)
(シャトルdeルートバスねぶたん号 約40分)
■新青森駅(JR東北新幹線)より車で約10分
(シャトルdeルートバスねぶたん号 約20分)
■青森空港より車で約30分
■東北自動車道青森ICより車で約5分

マスコットキャラクターさんまる

マスコットキャラクター
さんまる

お問い合わせ

三内丸山遺跡センター

住所
〒038-0031 青森県青森市三内字丸山305
TEL
017-766-8282
FAX
017-766-2365
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〒030-0802 青森県青森市本町2丁目8-14
017-777-1585
017-777-1588

青森県立美術館

三内丸山遺跡より徒歩10分。青森県の芸術風土を世界に向けて発信します。

〒030-0021 青森県青森市安田字近野185
017-783-3000
017-783-5244

リンク

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